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不登校だからといって人とのコミュニケーションがとれないかと言うとそうではありません。
現に私の友人には学校の部活にだけ出席して、授業には出ない不登校児がいました。
これを不登校とするかは議論が分かれるところですが、私たちの学校では不登校扱いになっていたのでそれを前提に話を進めます。
そもそも不登校にはいくつかの原因があります。
友人たちのいじめを受けるから通えない人、集団生活が出来ないから行きたくない人、はては教師に心ない一言を言われて学校へ足が向かない人。
それらを同一視することは間違いです。
いじめが原因の人であればいじめさえ解決すれば再び学校に通うことが出来るようになります。
ですが、2つ目、3つ目の事例の場合、通う本人の性格を改善するか、あるいは心理的なトラウマを取り除くことが出来なければいつまで経っても学校に通うことは出来ません。
これらの場合には不登校を解決するのに多大な労力と時間が必要とされるのです。
こうした問題は個別に対応する必要があります。
いじめ問題の場合にはいじめに加担しない友達を作ることで劇的な改善が望めるのではないでしょうか。
一人だけだと集中的に攻撃を受けても複数人になるといじめが無くなる傾向にあるというのは以前に聞いたことがあります。
例え弱くても数が多くなると逆にやられるという心理が働きますし、数の暴力という言葉があるくらいなので友達作りは非常に有効な対策です。
2つ目、3つ目の事例だと学校自体にトラウマを抱いているので他の場所になら通えるという可能性があります。
その場合には児童館であったり、別の施設で教育を受けさせながら徐々に学校復帰を目指す手もあります。
不登校時に効果的とされる保健室登校もこれと同様の考え方が発展したケースですね。
昨今では不登校児の数が益々増えていると聞きます。
その原因には諸説ありますが、単純なコミュニケーション不足だけが問題ではないのは確かです。
親間の不仲であったり、指導能力に欠ける教師の配慮などもあるかもしれません。
でも純然たる事実なのは不登校になった生徒自身も心を悩ませているということです。
学校にすら行けないのだから社会にだって適応できるわけない。
そう絶望してしまう気持ちも分かります。
ですが、不登校児が必ずしも社会に適応できないわけではありません。
私の友人は中学から不登校でしたが、10年近く経ってから急に社会復帰し、今では立派な社会人として働いています。
学校に適応できないからといって社会不適合ではないのです。
そのことを教え、不登校だからといって人生を悲観することはないと今悩んでいる不登校児のみんなに教えてあげたいです。
不登校となってしまった人には、通信制高校・高卒認定(旧大検)は学研のサポート校・WILL学園などのサポート校も進めてあげたいです。
平和とはいえ、子供の間にも競争意識が生まれ、今ほど生きにくい世の中はないかもしれません。
けれども、そうした人達に手を差し伸べてくれる人も必ず存在します。
不登校を単なる問題とせず、彼らの個性を把握するきっかけと考え、彼らの進むべき道を照らしてあげられる存在になりたいものです。